毎年恒例の移動遊園地が8月1日から開催される予定でしたが、アントワープをはじめベルギー中で新型コロナウイルスに感染する人が増え続け、7月27日に政府が新たな規定を発表し、この移動遊園地(Foire du Midi / Zuidfoor)の開催をキャンセルすることにしました。というのは、戸外でのイベントは400人まで入場可だったのですが、これを200人に引き下げたためです。
すでに遊具を設置し開催を心待ちにしていた業者は、怒りを隠せませんが、こればかりは嫌がらせでキャンセルしたわけではありません。
今回の決定の要旨は以下の通りです。開始は、7月29日(水)から少なくとも4週間の間実施されます。が、状況によってはさらに厳しくなる可能性もあります。
・招待人数:各家庭に招待できる人数を15人から5人までと縮小し、常に同じ5人のみ招待できる。
・イベント:イベントの参加人数は、戸外の場合400人から200人へ減少、室内の場合200人から100人に減少する。
・買い物:大人1人のみ30分以内に済ませる。子どものみ同伴できる。
・国鉄:多くの人が同時に列車を利用しないよう、8月半ばから有効の無料チケットの使用開始期間を9月へと引き下げる。
・仕事:最大限テレワークを推進する。
毎年7月21日の国民の日以降8月末まで毎日(月休)、ブリュッセル市内の王宮(www.monarchie.be/en/heritage/royal-palace-of-brussels)の一般見学が可能でしたが、今年は新型コロナウイルスのため、見学がキャンセルとなりました。とても残念なことですが、感染者が再び増え始めている現在、気をつけることに越したことはありません。
ラーケン王宮近くにあるラーケン・ノートルダム寺院地下にある王宮のお墓を、月1回の日程で見学することができます。
Eglise Notre Damme de Laeken
Parvis Notre Dame, 1020 Bruxelles
ここには、元ボードワン国王とファビオラ王妃を始め、ベルギー国王の遺体が埋葬されています。
見学日は、下記の通りです。時間帯は、14h〜17hです。お出かけ時、マスクをお忘れなく。
- 07/31(金)
- 08/29(土)
- 09/25(金)
- 10/04(日)
- 11/01(日)
- 11/15(日)
- 12/05(土)
今年の夏休みは、今までとは違う状況で戸惑いますね。遠くに出かけられなくても、天気のいい日には近場で日光浴をして、冬場にも元気でいられるよう体力づくりに励みましょう。何せ新型コロナウイルスはまだ存在し、ワクチンがいつできるか、できても全員が摂取するまでに今冬は必ず訪れますから、今からの備えが大切です。
毎年プチポワ7月号に掲載していたプチポワを置いていただいている店舗の夏休み情報を、今年はサイトのみに掲載します。ご利用ください。この情報は、このサイトページの下Petits-Pois「プチポワは、ブリュッセル市内日本食材店、レストラン、在ベルギー日本大使館広報文化センター等で入手可能です。 → 配布場所リスト」をクリックして、鮮明に閲覧することができます。
ベルギー国内の新型コロナウイルスの患者はかなり少なくなりましたが、また少しずつ増える傾向があり、用心に越したことはありません。7月11日(土)から、12歳以上の人に公共の場でのマスク着用が義務付けられました。中には、ただ付けているだけで、同じマスクを何回も使ったり、裏表を考えずに両面使ったりと、使用する意味が全くない使い方をしている人もいます。新型コロナウイルスがなくなった訳ではないので、これからも十分気をつけて過ごしていきましょう。
マスク未着用の場合、警察に届けられ、最初は250ユーロの罰金を請求されます。繰り返し未着用をした場合は、最高750ユーロの罰金を請求されます。ご注意ください。
ベルギー政府がベルギーからトラブルなくバカンスに行ける国や、ベルギーに戻ってきた時に2週間の外出禁止を余儀なくする必要のある国などの情報をサイトにアップしました。https://diplomatie.belgium.be/en
この情報を元に、安全で楽しい夏休みをお過ごしくださいね。プチポワ紙面は、9月号から再開の予定です。お楽しみに。
5月4日から少しずつ外出禁止が解除されますが、それに伴って公共交通機関内では、マスク着用が義務付けられました。着用していないと高額の罰金を取られますので、ご注意ください。買い物時の店内や人の多く集まる場所でもマスクを着用した方が安全です。
マスクは、薬屋をはじめスーパーでも販売されるようになりますが、紙製のマスクは使用時間に制限(4時間くらい)があり、使い捨てです。居住区によっては、区役所が住民にマスクを無料配布するところもありますが、配布までに時間がかかりそうです。
布製のマスクは、紙マスクよりウイルス感染を防げ、洗って何回も使用できるので、各自で作るのがいいですね。ネットで「マスクの作り方」で検索すると、いろいろでてきます。布がなくても、古着を利用して作ってみましょう。
皆んながマスクをつけるとマスクファッションが流行しそうです。オリジナルのマスクを作ってみてください。
https://www.info-coronavirus.be/en/
中国武漢市から始まった新型コロナウイルス(covid-19)があっという間に世界中に広がり、治療方法も予防接種もなく、途方に暮れながら毎日を過ごしている人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ベルギーは、5月4日から少しずつ外出禁止令が解除されますが、ウイルスはまだ存続しています。
とりあえず出来ることは、不用意に外出しない、手を頻繁に石鹸で洗う、しっかり食べて、しっかり寝るくらいですね。街は、毎日が日曜日です。そのおかげで空気は透き通って、快適な春を迎えています。いい面を見ながら、皆んなでこの苦境を乗り越えましょう。
それでも不安になったり、四六時中子どもと一緒で疲れてきている人もいるでしょう。こんな時には、ベルギー心理士協会会員の川瀬まり心理士のメッセージを読んでみましょう。彼女は、Skypeを通してカウンセリングも行なっています。不安のまま毎日を過ごさず、家族で快適な生活を続けていきましょう。
www.solvoa.com/blog/
コロナ関連のストレス相談(オンラインカウンセリング)
www.solvoa.com/blog/