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ニュース

January, February 2021

 窓口廃止

2/1、ベルギー国鉄(SNCB/NMBS)は年末までに135カ所の乗車券販売窓口のうち44窓口を廃止すると発表した。また、37カ所の窓口は3月1日から営業時間を変更するという。この変更に伴い、16%の駅で窓口業務を続けることになる。これはフランスの13%、オランダの4%、ドイツの6%に比べ窓口の多い鉄道であると言える。窓口の利用回数は考慮されたものの、新型コロナウイルスの影響で国鉄利用者が減少していることも決定の一因となっている。しかし、突然窓口を閉鎖するのではなく、年末まで週に2~3日は営業を行い、徐々に閉鎖していくという。この影響で駅が閉鎖されることはなく、待合室は保存され、2023年までに列車の本数も4.7%増やされる。窓口が閉鎖される駅は、Wavre、Waterloo、Zavzntem、Rhode-Saint-Genese、La Hulpe、Bincheなど日本人にも知られているところが含まれる。

 優先順位

2/3、ワクチン接種の優先順位の上位者リストが決定した。対象者は、65歳以上の人および下記の病気に罹患するリスクの高い人たちである。慢性肺疾患、慢性心血管疾患、認知症などの慢性神経疾患、1型および2型糖尿病、がんまたは腫瘍のある人、慢性肝疾患、慢性腎臓病、腎不全、肥満、免疫不全の患者、最近臓器移植を受けた患者または移植希望登録者、高血圧、ダウン症候群(トリソミー21)、HIV(エイズ)、希少疾患。この人たちはワクチン接種センターにてPfizer、AstraZenecca、Modernaのうちのワクチンを2回接種することができ、それ以外の一般人への接種は6月以降となる。

 ワクチン接種センター

2/16、ベルギー最大のワクチン接種センターがHeyselのPalais 1に完成し、接種の呼びかけがe-mails、SMS(携帯電話への案内)、書面などで対象者に発信されるよう手配されていたが、技術的な問題が発生してメッセージが伝わらなかった。センターはオープン24時間も経たない2/17朝に一時閉鎖せざるを得なくなり、トラブルが解決した2/17午後に呼びかけが発信された。センターは2/18から業務を再開し、ワクチン接種が行われた。

 観光都市ブリュッセル

2/17、ブリュッセル市は、美術館など観光活動に対するウイルス対策プランを発表した。健康安全対策ステッカーを用意して観光客に呼びかけ、ウイルス対策を的確に行い、観光事業を円滑に進めるよう配慮するもの。このステッカーを必要とする美術館などは、ウイルス対策に関する指導講演会に参加する必要がある。すでに88軒の組織が講演会に参加し、この無料のステッカーを取得している。

 鼻スプレー

フランスのPharma & Beauty社が3月1日より新型コロナウイルスを99%撃退する鼻スプレーの販売を開始する。1年前から研究を重ねてきたこのスプレーは、60%の精製水と40%の抗菌剤や抗ウイルス剤を多く含むイオン水からできている。この水はすでに日本で火傷や皮膚病の治療に利用されている。鼻にスプレーし、はがれ落ちたウイルスを鼻をかむことにより取り除くというもの。効果は3カ所の異なる研究所で立証済みで、30秒で99%以上のウイルスを除去する。ワクチンに代わるものではないが、感染者と接触があった時などに使用するとウイルス除去の効果はある。ベルギーでも早急に販売に向けての動きが起こり、薬局などで入手することができるだろうと担当者は語った。

 ワクチン接種案内

3月から65歳以上および基礎疾患のある人を対象に全国94カ所のセンターでワクチン接種が開始される。接種案内は、書面、email、SMS(携帯電話への案内)で行われる。e-mail、SMSは政府が健康保険機関から情報を入手し利用する。書面は3枚にわたり、1ページ目にはQR code、予約のためのネットサイトアドレスが記載されている。接種時にはこのページを持参することが義務付けられている。2ページ目には2回の接種日時が記載されている。3ページ目には、ワクチンに関する知識が説明されている。下記サイトを通して、接種日時を変更することもできる。接種は義務ではないが、ワクチンを他の人に提供できるよう、接種を希望しない人もサイトからその旨を連絡する必要がある。

 3つ目のワクチン

感染症専門医Yves Van Laethem氏は、Pfizer、Modernaに次ぐ 3つ目のワクチンAstraZenecaのベルギーでの使用は、18歳から55歳までの人に限ると説明した。このワクチンの接種に年齢制限をするのは、高齢の重症患者にはこのワクチンが効果を示さず、問題が発生する可能性があるというのが理由。ただし、問題の年齢層ではデータが限られているか、存在しないということで、追加データを得る必要がある。少なくとも世界保健機関(WHO)は、先週65歳以上の人にもこのワクチンは適切であったと発表している。