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モネ情報

 

 

オペラ

今シーズンのオペラ演目は、昨シーズンからのワーグナー作曲の超大作«ニーベルングの指輪» 全4夜公演の第3夜「ジークフリート」で始まり、第4夜「神々の黄昏」、シーズン最後には久々に公演される「カルメン」などバラエティーが沢山です。なおシンフォニーコンサート、歌曲リサイタル、ダンス、モネ劇場ガイドツアー、コンチェルティニのチケットは、6月26日から発売中です。

♪ Siegfried「ジークフリート」
作曲:Richard Wagner(ワーグナー1813~1883)
指揮:Alan Altinoglu
演出:Pierre Audi
公演日:10月1,4日
開演:17h 日曜日15h
チケット:待ち人リスト、残席わずかです。
内容:昨シーズンから2年間にわたる、全4夜の合計約15時間からなる超大作«ニーベルングの指輪»の第3夜。ワーグナーは1854年に序夜「ラインの黄金」、1856年に第1夜「ワルキューレ」を完成させるが、最初の妻との離婚や、この超大作の構想のさらなる拡大によって完成の目途が付かず、上演・出版のあてもなく、第3作目である本作品の作曲中におよそ10年間中断し、その間「トリスタンとイゾルデ」などの名曲を完成する。結局1864年にバイエルン王ルードヴィヒ2世の経済的援助を得て、王のこの4部作への期待に支えられ1871年に完成。第1幕2場での神々の長ヴォータン(さすらい人と名乗る)と、ミーメ(怖れを知らぬ若者ジークフリートを養育する)との謎かけによって前2作のあらすじが語られる。この4部作の主人公英雄ジークフリートが初めて登場し、次の悲劇の重圧を前に、娯楽性を持つ陽性な作品。なお昨年の前半2夜の演出家から代わり、今年の後半2夜はPierre Audi氏による演出となる。 全3幕 ドイツ語 5時間30分 (2回の休憩込み)
あらすじ

♪ The Time of Our Singing 「われらが歌う時」
作曲:Kris Defoort(ドゥフォール1959~)
指揮:Kwamé Ryan
演出:Ted Huffman
公演日:10月24,25,27,29,31日、11月2日
開演:19h30 日曜日15h
演奏:モネ室内オーケストラ、モネ子ども合唱団、ジャズアンサンブル(M. Turner, L.Gyselinck, N.Thys, H.Lasure)、ブラッセル子ども合唱団
チケット発売日:8月29日
内容:1957年生まれのアメリカの作家Richard Powersの2003年の小説を基に、Peter van Kraaijが台本を書き、ベルギー人前衛ジャズピアニストで作曲家のDefoortがオペラにした。作曲者の3作目のオペラで、2021年にモネ劇場で世界初演されBest World Premiere賞を受賞した作品。人種差別、黒人の音楽、第2次世界大戦で使用された核兵器を生み出した素粒子物理などの小説のテーマが、音楽と関わりあう作品。3時間(休憩1回)英語
あらすじ

≪Raising Voices Festival≫
オペラ「The Time of Our Singing」の主要テーマによる企画
日時:10月17日17h30~18h30
場所:モネ広場(入場無料) 「オペラ、ダンス、バレエ」
日時:10月18日18~19h
場所:モネ劇場アトリエ6階Salle Fiocco「Music for a while」
Rumumaアンサンブル、Young Belgian Orchestra弦楽アンサンブル、Singing Molenbeek子ども合唱団、Equinox子ども合唱団
入場料:最低4ユーロ~自由

10月19日
10h仏語・蘭語、12h英語・仏語 「Des voix qui inspirent」モネ劇場ガイドツァー

17h 「Song for Social Justice」
場所:モネ広場 (入場無料)

19h~0h モネ劇場アトリエ内の夜のガイドツァー

10月20日
10h英語・仏語、12h蘭語・仏語 「Des voix qui inspirent」モネ劇場ガイドツァー

10~12h 「One day Choir」
場所:モネアトリエ
入場料:最低4ユーロ~自由

14h30~18h このオペラの作曲者K. Defoortのジャズトリオ他のジャズコンサート
場所:モネ劇場アトリエ6階Salle Fiocco 「A jazzy afternoon」
入場料:16ユーロ(最低4ユーロ~自由)

♪ Fanny and Alexander「ファニーとアレクサンデル」モネ劇場委託作品世界初演
作曲:Mikael Karlsson(1975~)
台本:Royce Vavrek‘
指揮:Ariane Matiakh
演出:Ivo Van Hove
公演日:12月1,3,5,8,10,13,15,17,19日
開演:19h30 日曜日15h
チケット発売開始日:10月10日
内容:モネ劇場監督P. De Caluwe氏は、スウェーデンの偉大な映画監督Ingmar Bergmanの半自伝的映画『ファニー・オク・アレクサンダー』(1982年)を、ベルイマン監督と同国人の作曲家Mikael Karlssonと台本作家Royce Vavrekにオペラ化を依頼し、その世界初演。指揮者Ariane Matiakhはモネ劇場初登場で、サラウンド電子音を組み合わせた音楽と、14人のソリストを指揮する。ベルイマン映画の愛好家である演出家Ivo Van Hoveは、登場人物の魂を深く掘り下げ、舞台美術家Jan Versweyveldと共に、厳しい現実に挑戦する想像上の世界、恐ろしい鏡の宮殿へと徐々に変化していくシーンを創り上げる。全2幕 3時間10分(休憩1回30分)英語
あらすじ

モネオーケストラコンサート (15歳未満無料、30歳未満10、25ユーロ

11月10日16h、11月13日20h
場所:パレデボザール(残席わずかお早めに)
指揮:Alan Altinoglu
ソプラノ:L. Haroutounian
メゾソプラノ:M-N. Lemieux
テノール:E. Scala
バス:M. Pertusi
ヴェルディ作曲「レクイエム」

モネ歌曲リサイタル  ≪Vocalissimo≫

10月3日20h
場所:モネ劇場
「Transfiguration」
バス:F-J. Selig
ソプラノ:M-C. Rangwanasha
ピアノ:I. Spinette
ワーグナー作曲「ヴェーゼンドンク歌曲集」、ウォルフ作曲「ミケランジェロの3つの詩」 他

ダンス

モネ合唱団・モネアカデミー合唱団コンサート

10月12日11h
場所:モネ劇場
指揮:E. Trenque
ロッシーニ作曲「小ミサ・ソレムニス」

Opera & Family 家族のためのオペラ(子どもは成人と同伴)

♪  Le Garçon et le Poisson magique「少年と魔法の魚」
作曲:Leonard Evers(1985~)
演出:Kenza Koutchoukali
場所:モネアトリエ6階Salle Malibrain
公演日:仏語10月12日10h30、14h、 17h 蘭語10月13日10h30、14h残券わずか
内容:グリム童話を基に、歌とマリンバ、ヴィブラフォン、シンバル、太鼓のために作曲された子どものためのオペラ。45分

コンチエルティニ


La Monnaie Opera House, Grand Foyer
©Benoît Roland

場所:モネ劇場フォワイエ
開演:金曜日12h30 (開場12h)
入場料:10ユーロ
(シニア、30歳以下、アボンヌモン所有者7ユーロ)

10月4日
バイオリン:S. Khourdoïan、S. Huang
バルトーク作曲 2つのバイオリンのための二重奏曲より、イザイ作曲 ソナタ

10月11日
バリトン:K. Ben Hsaim Lachiri
ピアノ:M. Datcharry
ルクー、フォーレ 他作曲の歌曲

10月18日
Jan Michelsピアノリサイタル
ドビュッシー、ヤナーチェク、ドゥフォール作曲のピアノ曲

10月25日
モネ・アカデミー声楽ソリストによる声楽曲プログラム

11月8日
モネ管楽器五重奏
Reicha作曲 2つのホルンとファゴットのための三重奏曲 他

11月22日
モネ低音金管楽器アンサンブル
Ewazen、Bourgeois、Plog他 作曲の作品

*モネ劇場ガイドツァー
モネ劇場の300年の歴史やオペラ制作アトリエを見学できます。(英語・仏語・蘭語)
www.lamonnaiedemunt.be/en/program/1639-guided-tours
日時:9月7日より月1〜2回、土曜日12h
集合場所:モネ劇場裏のアトリエ入口(Rue Leopold 23, 1000 Brussels )
入場料:15ユーロ (30才未満7.50ユーロ)、年間券(アボンヌモン) 所有者無料

シンフォニーコンサート、歌曲リサイタル、ダンス、モネ劇場ガイドツァー、コンチェルティニの来シーズンのチケットは、6月26日から発売されています。

シーズン2024〜25年 オペラ演目と公演日

♪ Siegfried「ジークフリート」
作曲:Richard Wagner(ワーグナー1813~1883)
指揮:Alan Altinoglu
演出:Pierre Audi
公演日:9月11,15,18,22,25,28日、10月1,4日
開演:17h 日曜日15h
チケット発売開始日:6月26日(すぐに売り切れますのでお早めにお求めください)
内容:2023-24年のシーズンから2年間にわたる、全4夜の合計約15時間からなる超大作«ニーベルングの指輪»の第3作目。昨年の演出家から代わり、後半2つはPierre Audi氏による演出となる。全3幕 ドイツ語
あらすじ

♪ The Time of Our Singing 「われらが歌う時」
作曲:Kris Defoort(ドゥフォール1959~)
指揮:Kwamé Ryan
演出:Ted Huffman
公演日:10月24,25,27,29,31日、11月2日
開演:19h30 日曜日15h
演奏:モネ室内オーケストラ、モネ子ども合唱団、ジャズアンサンブル(M. Turner, L.Gyselinck, N.Thys, H.Lasure)、ブラッセル子ども合唱団
チケット発売日:8月29日
内容:1957年生まれのアメリカの作家Richard Powersの2003年の小説を基に、Peter van Kraaijが台本を書き、ベルギー人前衛ジャズピアニストで作曲家のDefoortがオペラにした。作曲者の3作目のオペラで、2021年にモネ劇場で世界初演された作品。人種差別、黒人の音楽、第2次世界大戦で使用された核兵器を生み出した素粒子物理などの小説のテーマが、音楽と関わりあう作品。英語 あらすじ

♪ Fanny and Alexander「ファニーとアレクサンデル」世界初演
作曲:Mikael Karlsson(1975~)
台本:Royce Vavrek
指揮:Ariane Matiakh
演出:Ivo Van Hove
公演日:12月1,3,5,8,10,13,15,17,19日
開演:19h30 日曜日15h
チケット発売開始日:10月10日
内容:偉大なスウェーデンの映画監督Ingmar Bergmanの同名の傑作を、同国の作曲家M. Karlssonがオペラ版にした。世界初演。全2幕 英語
あらすじ

♪ Götterdämmerung「神々の黄昏」
作曲:Richard Wagner(ワーグナー1813~1883)
指揮:Alan Altinoglu
演出:Pierre Audi
公演日:2月4,8,11,15,19,23,26日、3月2日
開演16h 日曜日15h
チケット発売開始日:12月19日
内容:2023-24年のシーズンから2年間にわたる、全4夜の合計約15時間からなる超大作«ニーベルングの指輪»の最後の作品。全3幕 ドイツ語

♪ I Grotteschi「イ・グロテッシ」世界初演
作曲:Claudio Monteverdi(モンティヴェルディ1567~1643)
指揮・編曲:Leonardo García Alarcón
演奏:Cappella Mediterraneaバロックアンサンブル
演出:Rafael R. Villalobos
公演日:第1部4月11,15,17,19,24,26日
第2部4月13,22,27,29日5月2,3日
開演:19h、日曜日15h
チケット発売開始日:1月16日
内容:モンティヴェルディ作曲のオペラ「オルフェオ」、「ユリッセの帰還」、「ポッペアの戴冠」の3つを土台に新しいドラマを作り2夜に分けて上演する。

♪ Bovary「ボヴァリー」世界初演
作曲:Harold Noben(ノーベン1978~)
指揮:Debora Waldman
台本・演出:Michael De Cock, Carme Portaceli
場所:Théâtre National Wallonie-Bruxelles
公演日4月12,13,15,16,18,19日
開演:19h(15日、18日は20h) 日曜日15h
チケット発売開始中
内容:フランス人作家フロベールの有名な長編小説「ボヴァリー夫人」を、リエージュ出身のNobenが1幕のオペラに作曲した。フランス語

♪ Carmen「カルメン」
作曲:Georges Bizet(ビゼー1838~1875)
指揮:Nathalie Stutzmann
演出:Dmitri Tcherniakov
公演日:6月3,5,6,7,10,11,14,15,17,18,20,22,24,25日
開演:19h30、(14日、24日は14h) 日曜日15h
チケット発売開始日:4月29日