Skip to content

Tram Experience

by admin, le 15 juil 2012
Tram_Experience_traim_site

こんなトラムが走っているのを見たことはありませんか?

2012年Brusseliciousのイベント「Tram Experience」は、トラムでブリュッセル市内を観光しながら食事を楽しむというもの。

裁判所前のPlace Poelaertを出発して、ルイーズ通りをカンブルの森方向に進み、Place Fragey、Merode、Montgomery、トラム博物館、Herrmann-Debroux、Boondael駅、Buyl(ブリュッセル自由大学付近)を通過し、Place Poelaertに戻ってきます。

この間約2時間の間に特別仕様のトラム内で食事をします。

料理は、ベルギーのトップシェフによるメニュー。星付きシェフの料理をトラム内で味わえる、贅沢な企画です。

 

取材日は、アントワープ郊外のレストランDe PastraleのBart De Pooterシェフの料理。

トラムに乗車すると、アペリティフがすでに用意されていました。白を貴重とした車内は明るく、清潔感の漂う快適な雰囲気。

テーブルには、グラス、カトラリー、皿などが置かれるスペースが作られていて、少々のゆれでもグラスが動いたり、倒れたりしないよう工夫されています。

乗車するとすぐに発車し、楽しい食事が始まります。この日のアペリティフは、シャンペンではなく、スパークリングワインでもなく、グーズビールでした。でも、ただのグーズビールではなく、ベルギーで仕込み、フランスで仕上げた、シャンペンと同じ製法で作られたグーズビール。ほのかに甘みがあり、しかもしっかりグーズビールの味も残した口当たりさわやかなアペリティフとともにいただいたおつまみは、北海エビのドーナッツと、レモンケーキ。レモンケーキのデコレーションには、パンジーが使われていて、とってもオシャレ。

 

前菜は、サーロインステーキのカルパッチョ、季節の野菜添え。Bockor醸造所の「Pils Blauw」というビールとともに。とても繊細なサーロインステーキの味に舌鼓を打ち、感動する中トラムは、ブリュッセル市内を散策し続けます。

 

メインはエイのひれ。アーモンドとバターを使ったソースは重さを感じさせず、おかわりしたくなる食べやすい仕上げ。付け合せのほうれん草をはじめとする緑の野菜とのコントラストもグー。

食事中の飲み物は、白、赤ワインがサーブされ、パンのおかわりもできます。

 

デザートはベルギーらしく、チョコレートのアイスクリームとタルト。

トラムはあっという間にPlace Poelaertに戻り2時間の楽しい観光が終わりました。

このイベントは、2013年2月24日まで続くようですが、ものすごい人気で予約がとても難しくなっています。サイトによると、「時々予約が可能な日ができるので、こまめに訪問してください」とあります。興味のある方、気長に予約に挑戦してください。担当シェフの情報もサイト内にあります。

費用 : 1人75ユーロ(飲み物込み)、予約時にクレジットカードで支払い。

注 : トラムでの移動のため、車内は揺れます。乗り物に弱い方には不向きかもしれません。
そして、揺れる分、アルコールが回りやすいかもしれません。
席は、2人席または4人席しかありません。

http://visitbrussels.be/bitc/BE_en/brusselicious/tram-experience.do