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カーニバル情報2012年

by admin, le 26 jan 2012
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今年の主なカーニバルの情報です。有名どころだけなく、地元の町でもカーニバルは行われます。寒い冬を吹き飛ばして楽しいひと時をお過ごしください。
写真:バンシュのカーニバル

※日程は予告なく変更されることがあります。 出かける前に確認しておでかけください。

*クワーメのカーニヴァル 2/18(土)~21(火)
~マルメディ (Malmedy) リエージュ州

クワーメ( Cwarme )は教会から排斥された異教 徒の儀式のなごり。カーニヴァルの解説、歌など はすべてワロン語で進行される。
土曜12h:「太った警官」の開会宣言。 Haguete と 呼ばれるカーニヴァルの主役たちが帽子を振りな がら踊るパレードへと続く。
日曜13h30:メインパレード開始。参加条件、登 録なし。誰もが仮装してパレードに参加できる。
月曜午後:ストーリーがワロン語の詩になってい る大道芸が通りで繰り広げられる。
火曜夜Place Albert 1er: Haguete の人形が燃やさ れ、カーニヴァルと冬の終わりを告げる。
www.malmedy.be/fr/Tourisme/folklore-et-carnaval/le-carnaval/programme-2012.html

*アールストのカーニヴァル 2/19(日)~21(火)
~アールスト (Aalst) 東フランドル州

70 ものグループが仮装してパレードに参加する、ベルギーで最大規模のカー ニヴァルの 1 つ。
日曜 13h:メインの巨人たちのパレード
月曜 14h Grote Markt:ほうきのダンス
14h30:市庁舎からのたまねぎ投げ
火曜 15h Grote Markt:女性が男装、男性が女装して パレード。21h:カーニバルの主役の人形を燃やす。
www.aalst.be/default.asp?siteid=2&rubriekid=177

*バンシュのカーニヴァル 2/19(日)~21(火)
~バンシュ (Binche) エノー州

16 世紀この地方を統治していたハンガリーのマ リーが兄のカール 5 世とその息子であるスペイン王フェリペ 2 世のために宴を催した。その宴に登 場した、当時征服したインカ帝国の服装をした踊 り手たちがジルの起源。 2003 年、「ユネスコ無形 文化遺産」に指定されたヨーロッパで最も有名な か カーニヴァル。
火曜:道化師ジルの登場が見もの。 1m 近い大きなダ チョウの羽飾りのついた帽 子をかぶり、木靴を踏み鳴 らしながら踊り歩く。
15h:クライマックスのオレンジ投げ。
www.carnavaldebinche.be

*死んだねずみの舞踏会 3/3(土)21h~ 入場料:€ 30
~オステンド (Oostende) 西フランドル州

由来は、19世紀後半に町の慈善団体が、パリのモンマルトルにあるキャバレー“ Le Rat Mort « (死んだネズミ)の名を取った舞踏会を、画家のジェームズ・アンソールJames ENSORの演出で始めたことによるという。同市の劇団にもこの名が付けられた。1世紀以上の伝統を持つこの舞踏会の目玉は、その名のとおり「ネズミ」。毎年、約4,000人もの人が、ネズミやその年のテーマにちなんだ仮装をして踊り明かす。対岸のイギリスから海を渡って見 に来る人も少なくないとか。
2012年のテーマは「フレンチ・カンカン」
www.ratmort.be/bal

*ブランムーシのカーニヴァル 3/17(土)~3/19(月)
~スタブロ (Stavelot) リエージュ州

俗説では1502年、当時この地を支配していた修道院長が修道士に世俗のお祭り騒ぎをすることを禁止し、庶民がそれを揶揄(やゆ)したことから始まったという。当時の修道士を象徴する頭巾つきの純白の衣装と真っ赤な長い鼻のマスクを身にまといブランムーシが練り歩く。膨らませた硬く、くさい豚の膀胱で観客の頭をたたき、紙吹雪などで驚かしながら行進する。最後には、放水車ならぬ放紙車が紙吹雪の雨を降らせる。頭だけでなく、背中など体中に紙吹雪が・・・。観客参加型のカーニバルで、観客がパレードに引き込まれたり、話しかけられたり、また、写真撮影にポーズを取ってくれたり。子どもにはキャンディーなどを配りながら行進していく。ブランムーシとはワロン語で白装束の意。ブランムーシ以外にも、テーマに沿った衣装で練り歩くグループがある。古い祭りで1706年にはすでに記録が残っているという。
日曜14h:メインパレード、21h:花火
www.laetare-stavelot.be
プチポワ2012年2月号掲載記事

*熊のカーニヴァル 3/18(日)
~アンデンヌ (Andenne) ナミュール州

8 世紀のはじめ 9 歳のシャルル・マルテル少年が恐ろしい 熊を退治した伝説から、熊がこの街のシンボルになった。
1954 年に、カーニヴァルのマスコットにも採用される。マルテル少年の巨像や山車とともに 10 数頭の熊の仮装が行進する。お楽しみは幸運を運ぶ「熊投げ」。祭りの王子と王女が市庁舎のバルコニーから、ぬいぐるみの熊を投げる。
14h:パレード
18h Place des Tilleuls:熊投げ
www.andennetourisme.be

*シネルのカーニヴァル 3/18(日)
~フォス・ラ・ヴィル (Fosses‐la‐Ville ) ナミュール州

道化師シネルは 1700 年以来のカーニヴァルの人 気者。この語源は、イタリアの喜劇の道化師ポリ チネッリに由来する。二角帽を被り、胸と背中に 鈴を付け、こぶのある衣装を着て踊る。
日曜 14h:メインパレード
www.fosses-la-ville.be
www.chinels.be
http://opt.be/informations/evenements_fosses_la_ville__carnaval_des_chinels_/fr/E/19445.html