狭い範囲…抜きにくい場所（コンクリートの隙間など）や狭い
範囲は熱湯をかけて根を殺します。野菜を茹でた後などの熱湯 でもOK。数日後、地上部の枯れた部分は残るので手で取り除 きます。花壇など後で何かを植える場合、塩分を含む熱湯は NG です。

芝生の中…草抜きフォークといった専用の道具
はありますが、大き目のマイナスドライバーで
もテコの要領で抜きとることができます。雨上 がりなどで土が柔らかい時に行い、抜きとった 跡が目立つ場合は芝の種をまきましょう。タン ポポやクローバーなど特定の雑草だけを枯ら す、芝生専用の除草剤（ 仏desherbant 、蘭 /onkruidverdelger）もあります。ペットやお子さ んが触れないよう、またご近所の方とトラブル にもなり兼ねないので、よく検討し、使用方法 を必ず守って使いましょう。

広範囲…除草剤を使いたくない広範囲（家の周囲や芝刈り機が 使えない庭の隅など）の場合、電動トリマーが便利。根は残ります が早く簡単に、そして立ったままで楽チン作業。

バークチップでマルチング…土が露出している花壇や庭木の周 辺にバークチップを敷き詰めると、雑草やコケが生えにくくなるだけではなく、見た目もお洒落に！

グランドカバープランツを植える…地面を這うように育つ植物をグランドカバープランツといいます。雑草が生えてくるのを抑制するだけでなく、花壇の見た目もUP。リ
シマキア ヌンムラリア（ Lysimachia nummularia）やアジュガ（Ajuga）は生育が非常に旺盛で、病害虫の心配がほとんどなく管理は簡単。葉だけでなく花も楽 しめます。

リシマキア ヌンムラリアの一品種オーレア （Aurea）。初夏には黄色い花を咲かせます。

砂利、敷石を敷く…利用できる範囲が限られますが、歩くと音がして、勝手口の周りなどではちょっとした防犯対策にも。色や形も豊富でホームセンターでは定番のタイプが安く販売されています。