ベルギー留学日記 その2！

　 ベルギー滞在２ヶ月目。ちょっとしたホームシックも通り越し、今はこちらの生活全般に慣れてきて、毎日を楽しく過ごす日々♪

9月１８日。 大学スタート。人が増えてキャンパスが急に賑わってきた！　今日から新年度が始まり新入生も入ってくるのに、日本のような入学式はない。多少の説明会があって、あとは早速授業開始。少し単調な気もするけど、日本のようにカチカチに形式張ることなく気楽で良いかも☆
今日からいくつかのクラスが開講されているけど、まだ履修する教科決まってない…。というより、まだ大学側が確定した授業スケジュールを出してくれないから、取る授業決めるに決められない。こんな大きな大学なのに、こんな適当でいいのかな…？　こういうもんなんだと受け入れて、気長にやっていくしかないみたい。

９月２４日。 ルームメイトの１人が通っていた学校をやめ、急に私と同じＵＬＢに通うことに。ビックリした。だって、そんな簡単に大学やめて、こんな簡単に新しい大学でスタートできるなんて！ 受験なんて概念は、こっちの人には全くなさそう。でも、良いシステムだと思う。一度勉強してみて、大学が合わなければ次に進めばいい。少なくともこのシステムで自分の可能性を狭めることはない。勉強する気がある人は誰でも入学してください、ということね。その代わり卒業するのが難しいらしい。日本とは逆。でも、これが本来大学のあるべき姿だと思う。

９月２８日。 本格的に授業スタート。フランス語での授業、わからん！　聞き取れた単語をつなげていって、どんなことを話しているのか想像するのみ。ノートも滅茶苦茶。でもわからなくても喰らいついていくしかない！　めげないぞ！
日本との違いでまたまた驚いたのは、毎週定期的に授業が開講されるわけではないこと。週１度定期的に開講される授業もあれば、２週間に１度のもある。または短期間で集中的に開講される授業もある。ということは、常に授業スケジュールをチェックしなきゃいけないみたい。やっぱりここは自己責任の世界。

９月全般。 新学期の始まりだからか知らないけど、パーティー三昧♪夜出かけては朝方帰宅して、次の日授業。他の留学生や現地学生を見ていると、遊びと勉強の区別がちゃんとついてる。当たり前の事だけど、勉強する時はちゃんとして、遊ぶ時は思い切り遊ぶ。時間の使い方が上手いな〜、と感心。私もどちらかに偏ることなく、時間を上手に使いこなして、１年間フル活動し充実した日々を過ごすぞ☆

１０月８日。 冬が来る前に海に行っておかなきゃ！　ってことでOostendeへ。泳げるような気温ではなかったけど、天気が良かったから（ベルギーにしては…）とても気持ちよかった♪　ここはオランダ語圏。観光地だから英語もフランス語も通じるけど、それでもやっぱり言語が違うと全く違う国にいる気分。国境って一体なんだろう？　「ベルギー人」なのに、地域によって全く違う言葉を話して、違う生活スタイルを送ってる。不思議だ。

１０月１０日。 こっちに来てから、交通面での運があまりない。トラムの乗り継ぎが上手くいかなかったり、バスの中でボケーっとしていたら乗り過ごしちゃったり…。今日は最悪だった。夜１０時頃友達とバスを待っていた。やっとバスが来たから友達にお別れして、バスに乗ろうと思ったのに止まってくれなかった。走って追いかけたのに行っちゃった…。結局次のバスをさらに２０分待つはめに。こっちでは、バスは止まってくれるものだと思っちゃだめなのね。自分で止めるものなんだ。次のバスが来た時は、メッチャ手を振って合図送ってやったわ。何事においても、もっと積極性が必要ってことか…。でも、こっちにお客様サービス意識はないの？？　　　　　　　　　　　　　　　　
　（・・・ではまた来月☆）