タマネギ ミニ事典

☆ Oignon blanc（白タマネギ）
辛さ／12〜14（7月〜1月）：10〜12（1月〜7月）繊維質が多くイタリア料理に最適。
☆ Oignon jaune（黄タマネギ）
辛さ／10〜12（１月〜12月）
最も一般的なタマネギ。どんな料理にもOK。
☆ Oignon rouge（赤タマネギ）
辛さ／10〜12（9月〜5月）：8〜9（5月〜9月）赤い色は酸味を加えるとさらに鮮やかに。サラダや、詰め物に使ってもきれい。
☆ Echalotte（エシャロット）
辛さ／8〜9（1月〜12月）
香り付けに。スープや煮物、ソースにも。
☆ Oignon doux（甘いタマネギ）
辛さ／4〜5（5月〜10月）：3〜5（10月〜5月）辛味が少ないので子供の口に合う。魚介類の付け合せに良い。加熱調理にも最適。
☆ Oignon de Roscoff（ロスコフ）
吊り下げて保存できるよう、束にして売られている。香りが良い。甘みもあるので、生でサラダやサンドイッチに。スープにも。黄タマネギより小ぶりで、皮は光沢があり、ピンクがかっている。

★タマネギの効用★
血液サラサラ・・・この効果は、硫化アリルなどのイオウ化合物のおかげ。硫化アリルは、動脈硬化の原因となるコレステロールの代謝を促進し、血栓をできにくくする効果があります。この効果を引き出すには、切ってすぐ使ってはダメ。切った後、１５分以上放置すると、サラサラ効果が“大”になるとか。水にさらさず、なるべく細かく切ることも有効です。
このほか、タマネギは疲労回復、精神安定、食欲増進などに効くほか、安眠効果も。眠れない時には、みじん切りにしたタマネギを枕元に置くと、揮発成分によりよく眠れるそう。

★切った時に涙を出さないためには★
�@ 切る前にタマネギを良く冷やしておく。
�A 切り口や包丁を水でぬらす。
�B よく切れる包丁で、素早く切る。
★良いタマネギの見分け方・保存法★
　皮がよく乾燥していてツヤがあり、固く締まっているものが良いタマネギ。頭の部分から傷んでくるので、頭を押して柔らかいものは避け、また、緑がかった白タマネギは繊維が固いのでやめましょう。
蒸れ、湿気は大敵。また、日光に当たったり、１５℃以下の低温になると発芽してしまうので、風通しの良い、常温（２０℃前後）の暗いところでの保存が最適です。また、リンゴやキウイと一緒にすると、これらのエチレンガスによって味が落ちるので注意しましょう。