Petits Pois
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 羊飼いの王様 Il Re Pastore

作曲:Wolfgang Amadeus Mozart 
   (モーツァルト1756~1791)
内容:1775年マクシミリアン大公の大司教訪問の為に急いで作曲された、モーツァルトの初期のオペラ。牧歌的で美しい作品。2幕 イタリア語

 あらすじ 


第1幕 
羊飼いの青年アミンタ(女声ソプラノ)が川に向かって「恋人よ」と呼ぶと、美しい羊飼いの娘エリーザ(ソプラノ)が「ここよ」と答え現れる。アミンタは「アレッサンドロ大王の率いるマケドニア軍が支配している時に1人で野原に来るのは危険だ」と諭すが、エリーザは「大王はこの国シドンを暴君から解放してくれた保護者で、戦勝後王にはならずに今迄行方不明になっている先王の正当な王位継承者を探しているのだ」と答え、「それよりも今日母が私達の事を許してくれた」と彼の手を取る。「名門の娘エリーザを自分の貧しい羊小屋に来させるのは忍びない」と言うアミンタに、エリーザは「愛があれば貧乏も楽しい」と答え、歌い帰って行く。アミンタが喜びを歌っていると、アレッサンドロ大王(テノール)と貴族のアジェノーレ(テノール)がそっと現れ、アジェノーレが大王に「あれが例の羊飼いです」とささやく。大王はアミンタに話しかけ、彼こそ探していたシドン王家の世継ぎであると確信して去る。大王と共に去ろうとするアジェノーレは、恋人タミーリ(ソプラノ)に呼び止められる。タミーリは大王に攻められた暴君の娘で、今はエリーザの家に匿われているのだが、「落人の私でもまだ愛してくれているか」と尋ねるタミーリに、アジェノーレは「そんな事は君の眼に聞いてごらん。僕の心は変わらない」と答えて去り、タミーリは喜びのアリアを歌う。エリーザが「父が早く会いたいと言っているの」とアミンタを探しに来て彼の手を引く。そこに アジェノーレが現れアミンタに「実は貴方は先王の遺児で、大王が貴方の頭に王冠を載せると仰せなので、早く大王のもとへ行くように」と言い去る。地位が逆転し エリーザは悲しい心を抑えて「早く大王の所へ」と言うが、アミンタは「何になっても僕は君の忠実な羊飼いだよ」と優しく言い、2人は美しい二重唱を歌う。

第2幕 
第1場
 アレッサンドロ大王の陣営に、エリーザがアミンタに会いに来るが、アジェノーレが 彼は会議中だと中に入れず、エリーザは怒って帰って行く。アミンタが遠くに見えるエリーザの後を追おうとするが、アジェノーレに「もはや王として振舞うべきだ」と止められる。大王が来て 羊飼いの衣服を捨て王の衣装を着る様にとアミンタに命じ、着替えに行かせる。アジェノーレは 大王にタミーリの事を話して結婚の許可をもらおうとするが、タミーリが生きている事を知った大王は、滅ぼした王の娘タミーリと先王の遺児アミンタを結婚させて新旧王家を結合させようと言い出し、アジェノーレは 自分の事を言い出す機会を失う。

第2場 アミンタは、王座を受ければエリーザを失うと悩み、迎えに来たアジェノーレに 有名なアリア ≪ 彼女を愛そう ≫を歌い、意を決して大王の所へ向かう。エリーザが現れ、アミンタとタミーリが結婚する事が本当だとアジェノーレから聞かされ、泣きながら去る。そこへタミーリが来て、「こんな事になったのは 貴方が私を棄てたからだ」と言い去り、アジェノーレは嘆き悲しむ。

第3場 宮廷の庭で、タミーリが大王に「アジェノーレは 私が落人の時も私を愛していてくれました。今私は彼を裏切って王妃の位を受けるべきでしょうか?」と問う。そこへエリーザが「私のアミンタを奪わないで下さい」と直訴する。アミンタが王衣を持って現れ「これは大王にお返しする。私はエリーザと羊飼いをして暮らすので、王位はタミーリに与えて下さい」と言う。それらを聞き感激した大王は アミンタとエリーザにシドンの国を与え、アジェノーレとタミーリにはまた別の王国を造ってあげようと約束して二組の恋人達を祝福し、皆の喜びと大王万歳の合唱で幕となる。